静岡文化芸術大にて「静岡学」

先日,静岡文化芸術大学の「静岡学」という講義に招かれ,100人以上の学生たちに対して当事務所での活動について話す機会がありました。
限られた時間に多くの内容を詰め込みすぎましたが,授業が終わった後に頂いた学生たちの感想を読むと,こちらが思っている以上に様々なものを受け止めてくれたのだと驚きました。
また,こちらが伝えたかったことと学生が受け止めた内容の齟齬が,そういう見方もあるのかと興味深く,私自身が刺激を貰うことができました。
この機会に少しでも弁護士の存在を身近に感じてもらい,また今後の生活に何か得るものがあったのであれば何よりです。

 

授業の終わった後,静岡文化芸術大学と地元NPOなどが作成した「Projectability」という書籍を貸していただいたので,休憩時間などにパラパラと読んでいます。
この書籍は,浜松で行われている企業や団体の様々な活動がまとめられており,「この街で起きていることはどうしておもしろいのか?」がテーマとなっています。
万年橋パークビルをはじめ,ゆりの木通りで行われていた活動も特集されており,私がこの場所に法律事務所を構える遥か前から様々な活動が行われていたことを知ることができました。
私自身,このような活動をまったく知ることなく,「なんとなくおもしろそうだ」という理由でゆりの木通りに事務所を開設しましたがが,それは様々な方々が作り上げてきた街のすがたに惹き寄せられたからだということがよく分かりました。